フランスの人間国宝の技と日が見れる展示会”フランス人間国宝展“になんとか間に合いました。
パリで彫金を80代ののおじいちゃん先生に習っている時、見せてもらった作品の質の高さにただただ圧倒され、その芸術性の高さを間近に感じていましたが、そんな芸術作品を見れる展示会とあって一時帰国前からとても楽しみにしていました。
彫金、ガラス、傘、扇子、羽、壁紙など様々なクラフトのフランス人間国宝(メートル・ダール/Maître d’ Art)の作品の数々を間近で見ることが出来ました。固定概念にとらわれず、伝統的な技術を斬新なデザインに取り込んでいたりと、とても刺激のある展示会でした。また、作品だけでなく映像もあったので工房の様子や工程の途中など興味深い映像でした。
もうひとつ同じ上野で開催されていた“皇室の彩”。こちらは皇室の方々へお祝いなどで送られた献上品などが飾られていました。なかなか見ることの出来ない数々の品々。
一番気になったのはやはり、彫金や刺繍の作品。1928年に作られた刺繍が施されたペアの写真立ては、春と秋と題され小花が散らされた可愛らしさと優しい色合いで、思わず可愛いと声が漏れてしまうほど。また、美しい過ぎて飾りっておきたくなる裁縫箱なども展示してありました。
どちらも写真撮影禁止だった為に魅力を伝えきれませんが、どちらも貴重な作品が見れる展示会でした。*どちらも終了してしまいました。
上野公園もいつ以来か覚えていない位に久し振りに行きましたが、雰囲気もすっかり変わり銀杏の葉も黄色に色付き晩秋を感じることが出来ました。
いつもご声援をありがとうございます♡