インドで一番行っている、定期的に通っているブロックプリントのお店アノーキ。そのアノーキによる博物館がジャイプール、アンベール城の近くにあります。金曜日アンベール城の後に訪れたら、デモンストレーションをしている職人さんがお祈りに行っていないと言われたので、翌日また来ることに。金曜日の午後の礼拝の時間以外はデモンストレーションが行われているようです。
ブロックプリントも地域によってモチーフや特徴も異なり、ジェイプール近郊のバグル―、藍色と深い赤の色合いが印象的なアジュラックは、その工程の多さに驚く。
他にも、シルバーやゴールドをのせる方法など興味深く、使われている道具の展示もあり見応えたっぷり。
最上階まで上ると版木を作る職人さん、お父様の代からの道具を使っているそう。
そして、生地に版木を押す職人さんのデモンストレーションも間地かで見れ、その職人技に見入っていると、「やってみる?」と声をかけてくれました。一色目は配置を決めるのでとても難しそうだけど、4色目だったのでどうやったらズレないのかなどのポイントを意識しながら押してみるとまあまあな感じに。横でちゃんと職人さんが見守ってくれています。
次に一緒に見ていたフランス人がやってみると、けっこうずれてしまい、あ~っとがっかりしていると、職人さんが僕の責任だからととても温かく、職人さんの柔らかな表情がとても印象に残りました。最後にお礼を伝え、去る時も笑顔で見送ってくれて、こんなに気持ちよくインドを感じられたのは初めてかもしれない。
ミュージアムショップもあり、ここではアノーキの店舗では買えない、ここ限定の品が殆どだそう。ショップだけの見学も出来ますが、ぜひミュージアムも見て欲しい、職人さんに会いに行ってほしい、素敵な所でした。
いつもご声援をありがとうございます♡