ジャイプールでは、どうしてもブロックプリントを生産しているところを見てみたかったのでサンガネール村へ。
いくつか調べてはいたけど、アポも取っていないしどんな感じかも分からなかったので、運にまかせて行ってみることに。ただドライバーさんも全然分からず、最初に寄ったお店で聞いても分からず。。。
その最初に寄ったお店に、びっくりするほどのテキスタイルがあり、一生懸命探せばこの中に素敵な物や刺繍がを見つけられるかも!?
でも、この中から気に入るものを探し出すには気の遠くなりそうな量だったので、自分の探しているものを伝え見せてもらったけど、ここでは探しているものは見つからず...壁にはミラーワークの大きな刺繍が飾られていました。
そして、車一台がやっとの道を進み、プリント屋さんの看板や仕立て屋さんでミシンをかけてるおじちゃんの前を過ぎ、ドライバーさんも通りがかりの人に聞きながらなんとかアトリエへ。本当にこんな所にあるのというような、周りに何にもない所。。。心配になりながら、中を覗くと白い生地に版木を押していて、見学させてもらうことが出来ました。興味津々で見ていると、日本にも取引先があるようで親切に説明してくださいました。
暑い、汚れるなどの理由で、若い人はこの仕事をやりたがらないとの事。職人さんは確かに年配の方が多く、今後職人不足にならないか心配になります。
作業用のテーブルの下には、スタンプの数々が並んでいました。これらの版木でどんな布が出来るか全部見てみたいほど。本格的な版木が欲しかったので買える場所をお聞きすると譲って下さることに。5色プリントは、版木も5つ必要。一つ一つ木彫り職人さんが手で彫るのに5つの版木がピタッとあう。繰り返し押すときの目印もちゃんとあるんです。同じ版木でも色の組み合わせを変えるとがらりと雰囲気が変わるから面白い。
また帰りに、紙の工場にも寄りました。ブロックプリントの紙が買えると所だと思い寄ったら、お店ではなく工場で、工程を順番に見せてくれ、紙漉きから、紙の表面をスムーズにするためのプレス、エンボスされた革のような紙や、ボックスの型どり、韓国の顧客さんの紙袋を折ってる組み立ててる人などなど。一通り周ると最後にお店があり、インドで今まで見た事のないような、輸出向けと思われる花がエンボスされた綺麗なボックスとスクリーンプリントされたと思われる紙を購入。
まだ手作りの物がこんなに残ってる村がある事が嬉しく、長く長く続いて欲しいと願います。
いつもご声援をありがとうございます♡