アンティーク・レース展があることを日本帰国前に聞き、その後生徒さんから見応えがあったとご連絡を頂き、別の生徒さんからも想像以上の素晴らしい展示会だったとメールが届き、もう行く前からかなり期待値が上がっていた今回の展示会。
そごう美術館は、とても久し振り。ゆっくり見たかったので、いつだったら空いてるのかなぁと思い、朝ではなく夕方に行って来ました。混み過ぎていることもなくじっくり回ることができました。
パリ在住中も、旅行の時もアンティークレースは見て買ったりする時、お店の人が○○レースと説明してくれるのでいくつかの名前は知っていましたが、全然詳しくなかったのでレースを知るのにとてもいい機会になりました。
思っていた以上にする種類があり、それぞれの違いは分かり難く、技法やどうやって見分けるんだろうと特徴や見分けるポイントなど勉強してみたい気持ちになりました。昔の糸は糸自体が細く、とても繊細。繊細過ぎて、その繊細さの中に色々な種類の編み方が混じりあい、もう圧巻の一言。レースの中に刺繍されている作品もあり、この細い糸を使い、綺麗で正確な一針一針の美しさに見入ってしまいました。最後にインドで制作されたレースもありました!!
サブタイトルにもある”糸の宝石”という言葉がぴったりのレースの数々。ヨーロッパでもこれだけのレースコレクションを一度に見ることは難しいと思うので、とても貴重なアンティークレースの展示会。期待以上の大満足な展示会でした。5月13日までとあと少しですが、レース、刺繍好きの方はぜひ行かれてみて下さい。
いつもご声援をありがとうございます♡